Nuxt用公式Sentry SDK
このSDKはNuxt用です。Vueを使用している場合は、こちらのVue SDKを参照してください。
リンク
互換性
サポートされているNuxtの最小バージョンは3.7.0（3.14.0+推奨）です。
概要
このパッケージは、サーバー側の@sentry/nodeとクライアント側の@sentry/vueをラップし、Nuxt関連の機能を追加したものです。
手動セットアップ
1. 前提条件とインストール
- Sentry Nuxt SDKをインストールします
# Using npm npm install @sentry/nuxt # Using yarn yarn add @sentry/nuxt
2. Nuxtモジュールのセットアップ
Sentry Nuxt SDKはNuxtモジュールに基づいています。
@sentry/nuxt/moduleをnuxt.config.tsのmodulesセクションに追加します
// nuxt.config.ts
export default defineNuxtConfig({
modules: ['@sentry/nuxt/module'],
});
3. クライアント側のセットアップ
プロジェクトのルートにsentry.client.config.tsファイルを追加します
import { useRuntimeConfig } from '#imports';
import * as Sentry from '@sentry/nuxt';
Sentry.init({
// If set up, you can use your runtime config here
dsn: useRuntimeConfig().public.sentry.dsn,
});
4. サーバー側のセットアップ
プロジェクトのルートにsentry.server.config.tsファイルを追加します
import * as Sentry from '@sentry/nuxt';
// Only run `init` when process.env.SENTRY_DSN is available.
if (process.env.SENTRY_DSN) {
Sentry.init({
dsn: 'your-dsn',
});
}
技術的な理由により（Nuxtがロードされる前にファイルがロードされる必要があるため）、Sentryサーバー設定ファイルではuseRuntimeConfigを使用できません。process.envを使用できるようにするには、nodeコマンドに--env-file=.envを追加するか
node --env-file=.env .output/server/index.mjs
またはdotenvパッケージを使用します
import dotenv from 'dotenv';
import * as Sentry from '@sentry/nuxt';
dotenv.config();
Sentry.init({
dsn: process.env.SENTRY_DSN,
});
ソースマップのアップロード
ソースマップをアップロードするには、nuxt.config.tsでクライアントソースマップを有効にする必要があります。次に、プロジェクト設定をnuxt.config.tsのsentryに追加します
// nuxt.config.ts
export default defineNuxtConfig({
sourcemap: { client: 'hidden' },
modules: ['@sentry/nuxt/module'],
sentry: {
org: 'your-org-slug',
project: 'your-project-slug',
authToken: process.env.SENTRY_AUTH_TOKEN,
},
});
トラブルシューティング
エラー追跡や統合に関する問題が発生した場合は、公式のSentry Nuxt SDKドキュメントを参照してください。ドキュメントに必要な情報がない場合は、GitHubでissueを開くことを検討してください。